毎月の明細を見て「スマホ代、ちょっと高いかも」と感じることはありませんか。
スマホ代は固定費の中でも、契約を見直すと毎月の金額が変わりやすい項目です。
ただ、すぐに乗り換えると、割引が外れたり、解約金がかかったりして、思ったほど下がらないこともあります。この記事では、見直す前に確かめたい3つのことと、プランの選び方、乗り換えの流れをまとめました。
スマホ代を見直すときは、先に「毎月のデータ使用量」「契約の中身」「家族割・セット割」の3つを確かめましょう。そのうえで、使い方に合ったプランの種類を選ぶと、割引が外れるなどの失敗を防ぎやすくなります。
この記事でわかること
- 世帯ごとの通信費の平均
- 見直す前に確かめたい3つのこと
- プランの種類の違いと、乗り換えの流れ
通信費の平均はいくら?
まずは、自分の通信費が平均と比べてどうかを見てみましょう。
| 世帯 | 通信費の平均(月額) |
|---|---|
| 単身世帯(一人暮らし) | 6,403円 |
| 夫婦共働き・夫婦のみの世帯 | 12,210円 |
| 夫婦共働き・夫婦と子ども2人の世帯 | 12,698円 |
出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)」2025年平均/2026年10月18日にe-Statで確認
この「通信費」は、スマホ代だけでなく、固定電話やインターネット接続料なども含めた金額です。スマホ代だけを比べたいときは、明細の「携帯電話の利用料金」の部分を見てください。
見直す前に確かめたい3つのこと
1. 毎月のデータ使用量
契約しているデータ量に対して、実際にどれくらい使っているかを確かめます。契約者向けのページ(マイページ)やアプリで、直近3か月ほどの使用量を見られることが多いです。
使っていないデータ量の分まで払っていないかが、見直しの一番のポイントです。反対に、毎月データが足りずに追加購入している場合は、少し大きいプランのほうが合計で安くなることもあります。
2. 契約の中身
明細や契約内容を見て、次のようなものが含まれていないか確かめます。
- 端末代の分割払いの残り
- 使っていないオプション(補償・動画・音楽などのサービス)
- 期間限定の割引と、その終了時期
割引が終わる月に金額が上がることもあるので、終了時期は見落とさないようにしましょう。
3. 家族割・セット割
家族で同じ会社を使っている場合の「家族割」や、光回線・電気とまとめた「セット割」が付いていることがあります。
1人だけ乗り換えると、残った家族の割引が外れて、家族全体ではかえって高くなることもあります。家族の分もまとめて計算しましょう。
- 直近3か月のデータ使用量
- 端末代の分割払いの残りと、解約金の有無
- 使っていないオプション
- 割引の内容と終了時期
- 家族割・光回線とのセット割の有無
見直し先の選び方(プランの種類)
スマホのプランは、大きく分けると次の4種類です。
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 今の会社のプラン変更 | 会社を変えずに、データ量の小さいプランなどに変える | 乗り換えの手続きをしたくない人 |
| 大手のオンライン専用プラン | 大手の会社が、申し込みやサポートをオンラインに絞って提供するプラン | 大手の回線のまま月額を下げたい人 |
| サブブランド | 大手の会社のグループが提供する、料金を抑えたブランド | 店舗で相談しながら選びたい人 |
| 格安SIM(MVNO) | 大手の回線を借りてサービスを提供する会社。データ量の小さいプランが多い | データをあまり使わず、月額をできるだけ抑えたい人 |
たとえば大手のオンライン専用プランには、30GB前後で月3,000円前後のプランがあります(ahamo・LINEMOの公式サイトで2026年10月18日に確認)。
乗り換えの流れ
データ使用量・解約金・端末代の残りを確かめます。
使っているスマホがそのまま使えるか(対応機種かどうか)も、乗り換え先の公式サイトで確かめます。
今の電話番号のまま乗り換える「番号ポータビリティ(MNP)」で申し込みます。
届いたSIMを入れたり、eSIMを設定したりして、通話と通信ができるか確かめます。
世帯ごとの考え方
一人暮らしの場合
自分1人の使い方だけで選べるので、データ使用量に合わせてプランを選びやすい世帯です。家で光回線を使っているかどうかで、必要なデータ量が大きく変わります。
共働き夫婦の場合
2人の契約を並べて、家族割やセット割をそろえられないかを確かめましょう。2人分の合計金額で比べるのがポイントです。
子育て世帯の場合
子どものスマホを持たせるタイミングで、家族全体の契約を見直すと考えやすくなります。家族割や光回線とのセット割が付いている場合は、外れたときの金額も確かめましょう。
自分の世帯でスマホ代と光回線を見直すと、毎月いくら浮きそうかは、うくらしの固定費シミュレーターで目安を出せます。
乗り換えると、今の会社のメールアドレス(キャリアメール)が使えなくなったり、家族割・セット割が外れたりすることがあります。解約金や端末代の残りも含めて、乗り換えたあとの合計金額で比べましょう。
よくある質問
- 乗り換えると電話番号は変わりますか?
-
番号ポータビリティ(MNP)を使えば、今の電話番号のまま乗り換えられます。
- 格安SIMにすると、通信が遅くなりますか?
-
格安SIMは大手の回線を借りているため、お昼休みなど利用者が多い時間帯に遅く感じることがあります。気になる場合は、大手のオンライン専用プランやサブブランドも比べてみましょう。
- 今のスマホはそのまま使えますか?
-
多くの場合は使えますが、機種によっては使えないことがあります。乗り換え先の公式サイトにある「対応機種」の一覧で確かめてください。
まとめ
スマホ代を見直すときは、乗り換える前に、データ使用量・契約の中身・家族割やセット割の3つを確かめることが大切です。
そのうえで、使い方に合ったプランの種類を選びましょう。具体的な乗り換え先を比べるときは、格安SIMの選び方の記事も参考にしてください。