毎月の電気代の請求を見て、「うちは高いほうなのかな」と気になったことはありませんか。
電気代は、世帯の人数や暮らし方、季節によって大きく変わります。まずは同じような世帯の平均と比べてみると、見直すかどうかを考えやすくなります。
この記事では、世帯ごとの電気代の平均と、平均より高いときに確かめたいことをまとめました。
電気代の平均は、一人暮らし(働いている人)で月6,033円、共働き夫婦(2人)で月11,937円、共働きで子ども2人の世帯で月13,404円です(家計調査2025年平均)。平均より高いときは、使用量・契約・料金プランの3つを順に確かめましょう。
この記事でわかること
- 世帯ごとの電気代の平均(家計調査2025年)
- 電気代が平均より高くなる理由
- 検針票で確かめることと、見直しの順番
電気代の平均はいくら?世帯別の目安
| 世帯 | 電気代の平均(月額) |
|---|---|
| 一人暮らし(すべての単身世帯) | 7,337円 |
| 一人暮らし(勤労者世帯) | 6,033円 |
| 共働き夫婦(夫婦のみ・2人) | 11,937円 |
| 子育て世帯(共働き・夫婦と子ども2人) | 13,404円 |
| 二人以上の世帯(全体の平均・平均2.87人) | 13,218円 |
出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)」2025年平均(1世帯当たり1か月間の支出)/2026年10月18日にe-Statで確認
働いている一人暮らしに近いのは「勤労者世帯」の行です。すべての単身世帯の平均には、家にいる時間が長い高齢の世帯も含まれるため、少し高くなっています。
平均は1年を通した1か月あたりの金額です。冷暖房を使う夏と冬は、この平均より高く、春と秋は低くなりやすいです。
電気代が平均より高くなる理由
電気代は、おもに「どれだけ使ったか(使用量)」と「1kWhあたりの単価(料金プラン)」で決まります。
- 家にいる時間が長い:在宅勤務や小さな子どもがいると、昼の冷暖房や照明の時間が増える
- 冷暖房の使い方:エアコンの設定温度や、古いエアコン・冷蔵庫を使っている
- 給湯やキッチンが電気:オール電化の家は、ガス代がないぶん電気代が高くなる
- 契約が暮らしに合っていない:契約アンペアが大きすぎる、使い方に合わない料金プランのまま
オール電化の家は、電気代だけで比べると高く見えます。ガス代と合わせた「光熱費」で比べると、平均との違いが分かりやすくなります。
検針票で確かめること
金額より先に、1か月に何kWh使ったかを確かめます。去年の同じ月と比べると、使い方の変化が分かります。
契約アンペア(30A・40Aなど)や料金プランの名前を確かめます。
請求額を使用量で割ると、おおよその単価が分かります。料金プランを比べるときの目安になります。
使用量と使う時間帯に合わせて、ほかの会社やプランの料金と比べます。
電気の会社やプランを比べる手順は、電力会社の選び方の記事でまとめています。
賃貸のマンションでは、建物全体で電気を一括で受けていて、自分では電力会社を選べないことがあります。電力会社を変える前に、検針票の契約者と、賃貸の契約書を確かめておきましょう。
世帯ごとの考え方
一人暮らしの場合
日中に家にいないと、電気を使うのは朝と夜が中心になります。使用量が少ないぶん、基本料金の割合が大きくなるので、契約アンペアが大きすぎないかも確かめましょう。
共働き夫婦の場合
2人とも日中は出かけていることが多いと、夜の使用量が多くなります。在宅勤務の日がある場合は、昼の冷暖房のぶんも含めて、使う時間帯に合った料金プランかを確かめましょう。
子育て世帯の場合
洗濯・お風呂・冷暖房などで使用量が多くなりやすい世帯です。使用量が多いぶん、1kWhあたりの単価の違いが金額に大きく出るので、料金プランを比べる効果が出やすくなります。
今の電気代から、見直しでいくら浮くかの目安は、シミュレーターで出せます。
まとめ
電気代の平均は、一人暮らし(勤労者世帯)で月6,033円、共働き夫婦で月11,937円、共働きで子ども2人の世帯で月13,404円です(家計調査2025年平均)。
平均より高いときは、まず検針票で使用量と契約を確かめ、使い方に合った料金プランかを比べてみましょう。