電気代を下げたいと思っても、電力会社や料金プランはたくさんあり、どれを選べばいいか迷いますよね。
電気料金は、住んでいる地域や使う量、生活の時間帯によって変わるため、「どの会社が安いか」は家庭ごとに違います。
この記事では、料金プランの種類と、自分の家に合うプランを比べる手順をまとめました。
電力会社は、まず検針票で毎月の使用量(kWh)と契約の内容を確かめ、その使用量で各社の料金を比べるのが基本です。使う時間帯が偏っている家庭は時間帯別のプラン、料金の変動を避けたい家庭は単価が決まっているプランが候補になります。
この記事でわかること
- 世帯ごとの電気代の平均
- 料金プランの種類と、向いている家庭
- 自分の家に合うプランを比べる手順
世帯ごとの電気代の平均
| 世帯 | 電気代の平均(月額) |
|---|---|
| 単身世帯(一人暮らし) | 7,337円 |
| 夫婦共働き・夫婦のみの世帯 | 11,937円 |
| 夫婦共働き・夫婦と子ども2人の世帯 | 13,404円 |
出典:総務省統計局「家計調査(家計収支編)」2025年平均/2026年10月18日にe-Statで確認
平均なので、住んでいる地域や季節、住まいの広さによって大きく変わります。自分の家の電気代が平均より高いかどうかの目安として使ってください。
料金プランの種類
| 種類 | 特徴 | 向いている家庭 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 使った量で単価が段階的に上がるプラン | 多くの電力会社が用意する基本の形。使う量が増えるほど単価が上がる | 使用量が平均的な家庭 | 会社によって段階の分け方と単価が違う |
| 時間帯で単価が変わるプラン | 夜間や休日の単価が安く、昼間が高いなど、時間帯で単価が変わる | 在宅の時間帯が偏っている家庭 | 単価の高い時間帯に多く使うと、かえって高くなることがある |
| 市場の価格に連動するプラン | 電力の取引市場の価格に合わせて単価が変わる | 使う時間をずらせる家庭 | 市場の価格が上がると、電気代も大きく上がることがある |
| ガスやスマホとのセットプラン | ほかのサービスとまとめて契約すると割引がある | すでに同じ会社のサービスを使っている家庭 | セットをやめると割引がなくなる |
調べた日:2026年10月18日/プランの名前や内容は会社によって違います。料金が変わったときは、この表を更新します。
どのプランでも、電気料金には、基本料金(または最低料金)と使った量の料金のほかに、燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金が加わります。比べるときは、これらを含めた合計で比べましょう。
自分の家に合うプランを比べる手順
直近1年分の毎月の使用量(kWh)と、契約しているプラン・容量(アンペアなど)を確かめます。
昼間に家にいることが多いか、夜に使うことが多いかを考えます。
各社の公式サイトの料金シミュレーションに、同じ使用量と地域を入れて、年間の合計で比べます。
契約期間、解約金、セット割の条件を確かめてから申し込みます。
季節によって使用量が大きく変わるので、1か月分ではなく1年分の合計で比べるのがポイントです。
世帯別のおすすめ
使用量が少ない家庭は、基本料金(または最低料金)の違いが合計に大きく効きます。基本料金のしくみと、少ない使用量のときの料金を比べましょう。
賃貸住宅では、建物全体でまとめて電気を買う「一括受電」などで、電力会社を自分では選べないことがあります。切り替える前に、請求書と賃貸の契約書を確かめ、わからなければ管理会社に聞きましょう。
よくある質問
- 電力会社を変えると、停電しやすくなりますか?
-
電気を届ける送配電の設備は、電力会社を変えても今あるものを使います。資源エネルギー庁は、電気そのものの品質や停電の可能性は、どの会社から電気を買っても同じと説明しています。
- 切り替えに工事は必要ですか?
-
新しく電線を引くことはありません。スマートメーターへの交換が必要な場合は交換が行われますが、交換の費用は原則かかりません(工事の内容によって費用がかかる場合や、交換のときに短い停電がある場合があります)。
- 電気代の高い月だけで比べてもいいですか?
-
季節によって使用量が変わるので、1年分の合計で比べるのがおすすめです。
まとめ
電力会社を選ぶときは、検針票で使用量と契約の内容を確かめ、同じ条件で各社の料金を1年分の合計で比べましょう。
生活の時間帯や、ガス・スマホとのセット割も、選び方のポイントになります。自分の世帯で電気代を見直すと毎月いくら浮きそうかは、固定費シミュレーターで目安を出せます。