引越しや片づけで、まだ使える家具・家電・服などがたくさん出てきたとき、まとめて売れたら助かりますよね。
不用品の買取には、お店に持ち込む・箱に詰めて送る・家に来てもらう、の3つの方法があり、それぞれ手間や向いているものが違います。
この記事では、買取の方法の違いと、買取サービスを選ぶときに確かめたいことをまとめました。
小さいものがたくさんあるなら宅配買取、家具・家電など大きいものがあるなら出張買取が向いています。どの方法でも、古物商の許可を持つ事業者か、査定料・出張料・送料・キャンセル料がかかるかを確かめてから申し込みましょう。
この記事でわかること
- 店頭買取・宅配買取・出張買取の違い
- 買取サービスを選ぶときのチェックポイント
- 出張買取(訪問購入)のルールと、引越しのときの注意点
買取の3つの方法の違い
| 方法 | 流れ | 向いているもの | 気をつけたいこと |
|---|---|---|---|
| 店頭買取 | 自分でお店に持ち込み、その場で査定してもらう | 持ち運べる小さいもの | 持ち込む手間がかかる。大きいものは運べない |
| 宅配買取 | 箱に詰めて送り、届いたあとに査定してもらう | 本・服・小さい家電など、数が多いもの | 送料・返送料がかかる条件と、値段がつかなかったものの扱い |
| 出張買取 | 家に来てもらい、その場で査定してもらう | 家具・大型の家電など、大きいもの | 出張料・キャンセル料。家に人を呼ぶので、日時の調整が必要 |
引越しのときは、大きいものは出張買取、小さいものは宅配買取と分けると、片づけを進めやすくなります。
買取サービスを選ぶときのチェックポイント
- 古物商の許可:買取をする事業者は、都道府県の公安委員会の古物商の許可が必要。ウェブサイトに許可番号などが書かれているか
- 費用:査定料・出張料・送料・返送料・キャンセル料がかかるか、どんな条件でかかるか
- 買い取る品目:家具・家電・ブランド品・本など、売りたいものを扱っているか
- 値段がつかなかったもの:返送してもらうか、引き取ってもらえるか(引き取りに料金がかかるか)
- 入金の時期と方法:査定のあと、いつ・どの方法でお金を受け取れるか
古物商は、2024年4月1日からの古物営業法の改正で、ウェブサイトを持つ場合などに、氏名または名称・許可をした公安委員会の名称・許可証の番号を、ウェブサイトに表示することになっています(小さな事業者などは除く。警視庁「古物営業法の一部改正について」、2026年10月21日に確認)。
出張買取(訪問購入)のルール
家に来てもらって買い取ってもらう取引は、特定商取引法の「訪問購入」にあたり、消費者を守るルールがあります。
- 頼んでいないのに家に来て、買取の勧誘をすることは禁止されている(不招請勧誘の禁止)
- 法律で決められた書面を受け取った日から数えて8日以内なら、クーリング・オフができる
- クーリング・オフの期間中は、品物を引き渡すのを断ることができる
出典:消費者庁「特定商取引法ガイド 訪問購入」/2026年10月21日に確認
家具・大型の家電・本・CD・DVD・ゲームソフト・自動車(二輪を除く)などは、訪問購入のルールの対象外で、クーリング・オフができません。また、自分から家に来て契約するよう頼んだ場合や、転居(引越し)にともなって売る場合も、ルールの一部が当てはまりません(消費者庁「ご存知ですか?訪問購入のルール」)。引越しで出張買取を頼むときは、その場で決めずに、金額と条件に納得してから契約しましょう。
買取を頼む手順
品目・メーカー・型番・買った年を書き出します。家電は、本体に貼ってあるラベルで製造年を確かめます。
大きいものは出張買取、小さいものは宅配買取など、品目ごとに方法を決めます。
古物商の許可、費用、値段がつかなかったものの扱いを確かめます。
引越しの日までに余裕をもって日にちを決めます。出張買取は、日程が埋まっていることもあります。
査定の金額と内訳を見て、納得してから契約します。
世帯別のおすすめ
荷物が少なく、本・服・小さい家電が中心なら、宅配買取が手軽です。冷蔵庫や洗濯機を売りたいときは、出張買取で対応しているかを確かめましょう。
よくある質問
- 値段がつかなかったものはどうなりますか?
-
返送してもらう、無料または有料で引き取ってもらう、などサービスによって違います。申し込む前に、値段がつかなかったものの扱いと費用を確かめましょう。
- エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機も売れますか?
-
製造からの年数や状態によっては、買い取ってもらえることがあります。売れない場合は、家電リサイクル法の決まりで処分します。処分のしかたは、不用品の処分方法の記事でまとめています。
- 出張買取で、断ってもいいですか?
-
査定の金額に納得できなければ、断ってかまいません。断ったときにキャンセル料や出張料がかかるかは、申し込む前に確かめておきましょう。
まとめ
小さいものが多いなら宅配買取、家具・家電など大きいものがあるなら出張買取が向いています。
古物商の許可と、査定料・出張料・送料・キャンセル料を確かめ、引越しのときは、その場で決めずに金額と条件に納得してから契約しましょう。